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犬の気になる症状

糖尿病

犬の体は、元来、糖分の吸収は良いのですが、吸収後の分解能力は高くありません。しかし、飼い主が愛犬に要求されて人間と同じ食事を食べさすようになったことで、糖分の摂取が必要以上に増えた結果、今や糖尿病は犬の最もかかりやすい病気の一つになっています。4才くらいの若い犬から老齢犬まで見られますが、発生のピークは中年以降(7−9才)となっております。
糖尿病は、血糖値を制御するホルモンであるインスリンの分泌量の不足や働きが悪い為に起こる代謝の異常で、血糖値が高くなります。

初期の糖尿病の症状 進行が進んだ糖尿病の症状
・肥満である。
・食欲が異常なほどある。
・水をとてもよく飲んで大量に尿をする。
・体重が減少する。
・元気が無くなり食欲も落ちる。
・嘔吐したり、目が白濁する(白内障)

要注意

一般的には小型犬種がかかりやすく、中年期(7−9才)を過ぎていれば糖尿病の症状が出ていないか注意をしてください。

かかりやすい犬種
プードル、ダックスフンド、ビークル、ミニチュアシュナイダー、ミニチュアピンシェル、テリアなど


ガン

犬の高齢化とともに様々な要因で遺伝子が傷つき、細胞が異常増殖して出来た病巣を腫瘍と言い、そのうち転移しやすい悪性の腫瘍がガンです。免疫力の低下が主な原因で、犬の場合腫瘍になる確率は人間の約2倍といわれています。特に多いのが乳がんと皮膚がんで、乳房部に腫瘍が出来ると乳がんになる確率は約5割とたいへん高くなっています。

進行が進んだ糖尿病の症状
乳がん 乳房のまわりにしこりができて熱をもち、ただれや出血、化膿で悪臭を放つ時もある
皮膚がん 肛門や耳の中、鼻の先端などにしこりができる
リンパ腫 あごの下、腋の下、股の付け根などにしこりができる
骨肉腫 歩くときにふらふらしたり、3本足のままで歩く

要注意

初発情する1歳頃に避妊手術を受けた犬の乳がん発生率が低いので、その頃避妊手術をしていない犬の場合は、5歳過ぎれば月に1度は体を丁寧になで、さすり、口の中を調べてしこりが無いか注意してください。


老化

犬の老化が始まるのは、だいたい6〜7歳からで、人間で言うと40歳代の中年になった頃です。犬も人間と同様に高齢になると、体力が落ち、免疫力も低下します。そのため病気に対する抵抗力が無くなり、様々な病気にかかりやすくなります。
また一度病気にかかると、手術や治療で体力が低下し、ますます衰弱してしまいます。人間と同じ生活をしているのですから、加齢とともに肥満や運動不足による何らかの生活習慣病にかかっていると思ってください。

老齢犬がかかりやすい病気
白内障、歯周病、痴呆、骨関節炎、腫瘍、腎不全、心不全など

気になる老化の症状
白内障 黒目が白濁。
歯周病 口臭がひどい、よだれが多い。歯肉が腫れて出血。
痴呆 夜中に突然鳴きだして止めても鳴きやまない。歩行はとぼとぼと前進のみで、円を描くように歩く。
骨関節炎 歩き方が以前と違ってきた(遅くなったり、ひきずる)。
動作がぎこちなく、動きが鈍い。


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